新春のお慶びを申し上げます。
今年もいつ更新するか分からない、このブログをどうかヨロシクお願いします。
さて、新年のご挨拶はこの辺にして、2008年最初のブログを始めてみたい。
皆さんは、この2007年から2008年への年末年始は何をされて過ごされていたであろうか?
私はほぼ自宅に引き籠もって、日頃余り見ないTVドラマなんかも見ていた。今も、三島由紀夫原作戯曲の「鹿鳴館」を見ながらこのブログを書いている。田村正和の演技が光っている。
この年末年始には6冊の本を読んだ。ジャンル的には、ビジネス系、デザイン系、フィクション、往復書簡と、頭の切り替えには良い感じの読書ができたんじゃないかと思っている。
年末年始の読書
この読書の中で一番印象に残ったのは、「午前4時、東京で会いますか?」。この書は、Paris在住の中国人小説家兼画家のシャンサと、東京在住で、シャネル日本法人社長のリーシャル・コラスの往復書簡である。この書簡本には、12通の書簡が収められていて、フランス語で小説を書く中国人と、東京に住むフランス人の交友関係、異なる言語との格闘、政治、文化、芸術、希望などが静かに、熱く語られている。その言葉の架け橋は、二人が生きた時代、そして現在が、パリと東京でエレガントに交錯し、私にグローバル感覚を呼び起こさせた。
その他の書も、経営コンサルタントが独自の境地を開いてオタク文化から見たビジネス分析を試みたり、建築家がビジネス領域でも役立つであろう思考法を伝授してくれたりと、その他の書も新たな視点を提示してくれた。
今年も様々な書籍との知的格闘技を楽しんでいこう。
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