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Monday, May 18, 2009

My 100 Standards(4/100):赤鼻微睡み犬のブックスタンド

4つ目のモノの物語は、奈良美智デザインのブックスタンドである。
奈良美智は世界的に評価されるポップArtistである。
彼の作品を初めて観たのは15年ほど前のニューヨーク。その時目にした彼の代表作でもある睨む少女のモチーフや眠ったような犬のスカルプチャーなどの数々のデザイン性の高い作品群。その新しいArt潮流の出現に息を呑んでしまったのを、今でも鮮明に思い出す。

その色彩を帯びた記憶にもう一度出会ったのが、ニューヨークから9年後のオーストラリア・シドニーのとある美術館だった。今回ご紹介する赤鼻の微睡んだ犬のブックスタンド、その美術館のショップで見つけて、即購入してしまった。

微睡む犬

奈良美智のサインが

それから6年以上、そのブックスタンドには、新たに購入した書、読みかけの書、読み返したい書が静かに鎮座している。
これからも微睡む犬のブックスタンドには、私の好奇心&知的欲求を満たす書が並んでいくのだろうか。
その光景を思うだけでも、ちょっとワクワクしてしまう。

現在ブックスタンドに挟まれる書達

そこには、建築本、思想本、デザイン本、ビジネス本などが静かに鎮座する。

Monday, December 29, 2008

2008 Art & Me (vol.2)

昨日は、記憶装置としての美術館やギャラリーで、この2008年に訪れたアート展について述べた。

今日はこの1年、私が身近で体感したアート、私にフィットしたリアル・アートについて書いてみたい。

まず紹介したいのは、私の友人であり、現在Belgiumで創作活動を継続している現代Artist・Daisaku NAGAIの作品である。彼の作品は、ある時は詩的であり、哲学的であり、文学的でもある。私にとっては、まさにリアル・アートである。今年彼が久しぶりに帰国し、その創作物に私にとってのリアル・クローズ・ブティックである「CINQUE CLASSICO」のリニューアル・パーティーで出会った。そのクリエイティブ力は以前にも増して、軽やかさと重厚さが混在していた。

その中で購入したのが、この作品。


今年5月にその友人がベルギーで個展を開催した際、その個展に関してベルギーのフランス語圏有力新聞の「Le Soir」に掲載された。この記事を構成するにあたってインタビューも行われたようだが、そのインタビュアーはかの巨匠:ロイ・リキテンスタインにもインタビューした事のある人だったようだ。そのインタビュアーは、彼の作品を見てリキテンスタインを想起したようである。



Daisaku NAGAIの作品以外で、リアル・アートとして購入したり、貰ったりしたモノを一部紹介してみよう。

まずは、よくステーショナリーとかを入れているCube Poach(OriginalFake×Porter)。これは、私が最近注目しているArtist・KAWSのデザインで、彼のアイコン“×”や、アートワーク“TEETH”によるフリップトップ、ファスナーは実にユニーク。彼のアートワークには2009年も大注目。


お次は、本日も着用していた藤原ヒロシ村上隆のコラボによるアートT-Shirts。今年東京で、藤原ヒロシがキュレーターを務めた「Hi&Lo」展の時に作成されたモノ。アートを着るってのも良いかも。


最後に、奈良美智がクリエイトしたちょっと眠そうな犬のブックシェルフ。いつも、私が新たな本を購入してくるのを自宅で待ちわびている。


まあ、こんな感じで2009年もアートというモノを身近で体感し、どこにでも偏在する存在としていきたい。