Friday, April 10, 2009

My 100 Standards (1/100):Charvetのクレリックシャツ

さて、私とモノとの100のストーリー。第1回目は、「Charvetのクレリックシャツ」との物語。

私がこのシャツの存在を知ったのは、ある書籍でフランスのドゴール大統領やアメリカのJ.F.ケネディ大統領が着ていたシャツがCharvetのシャツだと分かった時であろうか。そのシャツに宿った歴史的重みに、私は心を動かされた。
Charvetは世界で初めて注文シャツの専門店として1838年の創業以来、「Executiveのための品の良い趣味」を提案し続けるパリの老舗である。150年以上に渡って、そのハイ・クォリテイから先の両大統領をはじめ、イギリス王室やハリウッドスターといった世界の要人や著名人が「Charvet」の顧客として名を連ねている。シャルベも今ではトータルにアイテムを展開しているが、それら全てにシャツ創造のノウハウとセンスが活かされ、継続的高品質の職人気質が息づいている。


私が愛するCharvetのシャツの中でも、特にクレリックシャツが好きである。特に、ブルー・ストライプのこの写真のクレリックが、長年私のビジネス現場での活力となっている。このブルー・ストライプのクレリックは、もう3代目になる。初めて購入したのは、フランスへ旅した大学時代(今から20年以上前になる)に、パリの本店だった。ホントはオーダーしたかったのだが、時間的ゆとりもなく、プレタポルテで我慢した。しかし、初めてこの憧れのシャツに手を通した時、何とも言えない高揚感に襲われたことが昨日のように思い出される。

このシャツの魅力は、20年以上を経た今でも色褪せない。クレリックのダブルカフスなので、カフスリンクでも遊べるし、ネクタイの多様なデザインでも楽しめる。この写真では、ネイビーのHERMESの晴れ男タイ(大剣に太陽マーク、小剣にちっちゃな男性が喜んでるデザイン)と、ネイビーのカフスリンクを合わせている。しかし、重要な会議やプレゼンの時には、深紅のパワータイを付けて気持を高ぶらせたりもする。

私はこのホワイトの襟にブルーストライプのシャツを、今後も着続け、愛し続けるだろう。

2 comments:

ショコラパウダー said...

ゆうちゃんさん、こんばんは!!
以前から、ゆうちゃんさんのブログを拝見して思っていたことなんですが、ブログの醸す雰囲気も含めて、なんとなく懐かしいような気がずうっとしていたんです。

そして、今回からはじまった「My 100 Standards 」の記事を読んで、これだ!!と思い出しました!!

実は、私は中学か高校くらいの頃に、熱心に新聞のとあるコラムをスクラップしていたんです。そのコラムの題名は「おしゃれ楽 男の歳時記」といって、出石尚三さんという方が書かれていました。もしかしてご存知ですか?

そのコラムも、男性のお洒落小物について、(たとえばネクタイとか、或は香り、またはお酒を入れて持ち歩く容器についてなど)いつも素敵な内容で書かれていて、そえられるイラストの魅力もあいまって、毎週心待ちにしていたものです。

今回から始まった「My 100 Standards 」の記事はまさに、このお洒落学を彷彿とさせる記事で、またまた、すごいシンクロ!!とビックリしてしまいました!!!

「おしゃれ学・・・」の記事は、連載が終わった後、一冊の本として出版されました。今から思えばなぜ買わなかったのか謎なんですが、(多分学生でお小遣いが足りなかったのか??)今では既に絶版・・・ですが、実家に帰ればその頃のスクラップがまだあるはずですので、見つかったら、私のブログに画像掲載いたしますネ!!

ではでは、そんなこんなで、ますますゆうちゃんさんのブログから目が離せそうにありません!!!

更新楽しみにしています!!!

YF Velocity said...

返信コメがめちゃ遅くなり申し訳ないです。
出石尚三の名前は聞いたことはありますが、彼の著作は読んでいません。
私も絶版になっていないのであれば、この連載に当たって参考にしてみたかったです。
スクラップ楽しみにしております。
この「My 100 Standards」は、私のモノに対するこだわりや、モノに対する思い入れなどを表現できたらと思っていますので、今後楽しみにしていてくださいね。
いずれにしても、100のストーリーが必要となってくるので、1年かかるのかなどの時間的スパンは、今のところ全然考えていませんが。。。。