Sunday, September 17, 2006

Magazine as Thinking / Relaxing Tool

自宅のマイ・ルームが、書籍と雑誌に埋もれてしまっているので、この3連休で整理をしようと心に決めた。整理していく中で、「もう何でこんなに、いっぱい雑誌があるねん!!(自分で購入したのだが)」と少し腹を立てながら、様々な雑誌を眺めていた。

これまで多様な雑誌に目を通してきたが、現在定期購読したり、部分的に購入している雑誌は、ビジネスで利用する(思考する)ための雑誌と、リラックスするための雑誌とに大きく区分できる。今回の整理を機に、本日のブログは私が「今」"IN"と感じているMagazineの数々を紹介してみよう。

まずは、定期購読しているもの:

Harvard Business Review: アメリカ滞在時代から読み続けている雑誌。現在は日本語訳がダイヤモンド社から刊行されている。これは現在の最先端の経営理論などをいち早く紹介する、まさにマネジメント・バイブル。今後独立などを考えている人は、必読の雑誌。「経営」のトレンドが分かる。(月刊誌)

・Think!: これは「論理的思考力増強」、「シナリオプランニング法」、「マーケティング戦略に必要な思考法」など、ビジネス現場でのスキル・アップを伝授するのを主体とした雑誌。実際に活躍するコンサルタント達が執筆にあたっているため、新鮮な情報が得れます。(季刊誌)

・BRUTUS: 創刊時から読み続けている、カルチャー・トレンド雑誌。これは、思考用にも、リラックス用にも使える。時代時代にあったテーマ選定は秀逸。今まで印象に残っているのは、イームズなどの椅子特集、最近では伊藤若冲を特集したもの。

・TIME Magazine: 週刊で世界の情勢を伝えるニュース誌。難解な英語を使うので有名。ここで使われる単語やフレーズは、英語初心者には大変取っつきにくいのだが、その英文構成は一級品。アメリカでレセプションパーティーなどに出席すると、これを読んでいないと話題に付いていけないことも。



テーマや寄稿者によって部分的に購入している雑誌:

<文芸>
・群像
・文学界
・新潮
これらの文芸誌は、村上春樹の小説が掲載される、私が最も敬愛する批評家・柄谷行人の論考が掲載される、蓮實重彦の映画論が掲載される、などによって購入。

<人文・思想>
・Inter Communication
・現代思想
・at(アット)
at(アット)は昨年から刊行され出したものだが、柄谷行人の「革命と反復」が連載されている間は購入し続けるかな。

<ビジネス>
・広告批評
・宣伝会議
・Design
・日経biztech
・Web Strategy

<アート・建築・デザイン>
・美術手帖
・pen
・Casa BRUTUS
CASA BRUTUSは主に建築と文化などの融合を紹介する雑誌だが、BRUTUSとは違った切り口の構成は興味深い。好きな雑誌の一つ。penも最先端の建築、グラフィックアート、プロダクトデザインなどの紹介&提案を行う雑誌。最近ではレム・コールハース佐藤可士和などの特集が印象深かった。

この様に多種多様な雑誌を購入して、アートの写真を眺めたり、書き込まれた文章を読むことで、My Brainの活性化を図っている。Magazineは書籍に比べて、文章を読むと言うより、そこに掲載された写真やピクチャーから何かを読み取るということが多い。そこが、自分の考えを可視化することに役立っているんじゃないかと、最近思っている。

私は今後も、多種多様な雑誌を手にして、そこに掲載された情報を自らの考えにパッチワークしていく。

1 comment:

ひであき said...

YF Velocityさん、毎度です。

僕も定期購読している本が何冊かあります。
国際情報誌、言論誌、カー雑誌などです。
その他、歴史書なども買ったりします。
ただし、毎月読める冊数は知れてまして、
本屋に立ち寄ると、読む時間を確保できない
ことが分っていながら、思わずレジへ・・・
ってな感じです。

僕には、リラックスする為の本が無い
ような気がします。
僕は、本を読みながらいつも何かと
戦っているような気がします。
その「何か」については・・・またの機会に

だから、YF Velocityさんがうらやましい