Thursday, December 04, 2008

YouTube:21世紀に見る80年代の思考の断片

最新のBRUTUSがYouTubeの大特集をしている。


日常の中で、私はよくYouTubeで1980年代中期:阪神タイガースが日本一になり、バブル最盛期、そして若者たちの神々が話題を呼んだ時代の懐かしい映像をよく眺めている。
先日他界した筑紫哲也が編集長を務めた朝日Journal誌上で特集した「若者たちの神々」。私は高校生時代から大学学部生初期にかけて、大変注目してその特集を追いかけていた。そこに、早熟の天才と当時喧伝された「浅田彰」が登場した。彼のLogicalであり、ウイットに富んだプレゼン能力、難解な哲学的・思想的言説の巧みな編集能力に、当時の私は衝撃を受け、大変魅力を感じた。今も尚、彼の思考・関心事・言説に私は注目し続けていることを記しておこう。

記憶は不確かなのだが、1986年に金曜深夜枠で6時間連続放送された、早熟の天才が永遠と6時間語り続ける「TV・EV・BROADCAST」をYouTubeで発見した。今見ても、浅田の思考への切り口は鋭く感じ、Coolでさえある。このように、80年代のTVの深夜枠は面白い、実験的試みの番組が多くあった。

それにしても、21世紀になって80年代熱中した自身の思考の断片に出会えるなんて、YouTubeは興味深いメディアである。

では、思考機械・浅田彰が、数学、サイエンス、現代思想、哲学、物理、ハイ&サブカルチャーなど多岐に渡る事象をCritiqueし尽くすその番組をご覧あれ。

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