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Monday, March 01, 2010

My March's Action Agenda

I will record my action agenda on the first day in this March.

Focusing more on "perspective" of my ordinary life, my business, and so forth in this March.

Originality and innovativeness dwell in perspectives, not in forms of my business, so finding a way to present the idea is definitely important, not looking for a certain form.

Wednesday, July 01, 2009

Thinking about "Breakthrough" on July 1st

I like word “Breakthrough.” This word includes the positive meaning of clearing the door for innovation or getting over any problems.

Recently, the world economy that various problems surfaced at a stretch possesses it for a coming situation for stabilization again and continues groping for it. Under these situations, we must right break through those difficulties.


As the prescription for a beginning of the solution of various problems in global market, Harvard Business Review(HBR) provides “Breakthrough ideas for 2009.”

Twenty power concepts for 2009 are the following:
01. Consumer Safety for Consumer Credit
02. Now's the Time to Invest in Africa
03. Just Because I'm Nice, Don't Assume I'm Dumb
04. Forget Citibank - Borrow from Bob
05. Harnessing Social Pressure
06. The Rise of Forensic Economics
07. A Looming America Diaspora
08. Institutional Memory Goes Digital
09. The Business of Biomimicry
10. The IKEA Effect: When Labor Leads to Love
11. Beware Global Cooling
12. The Dynamics of Personal Influence
13. Western Union World
14. State Capitalism Makes a Comeback
15. Launching a Better Brain
16. Stumbling to a Longer Life
17. What You Need to Know About the Semantic Web
18. How Social Networks Network Best
19. Should You Outsouce Your Brain?
20. A Central Nervous System for the Earth

These ideas are constructed various domains like Architecture, Psychology, Criminal Psychology, Biology, Futurology, and so on. In short, HBR proposes that many problems which the current world has mean what you should exceed by the entirety of the intellect.

Therefore, I want to regard words called the “Breakthrough” as important.

Monday, January 26, 2009

今こそ未来予想図=シナリオを描く瞬間

世界は未だ混沌とした中にある。
この状況からの脱却には、どう短く見ても2~3年のスパンを必要とするだろう。
こんな時こそ、私が以前このblogでも述べた不確実時代のシナリオ・プランニングの重要性を再確認するべきであろう。シナリオ構築の手法については、先のblog記事を読んでいただければ分かると思うので、本日は割愛しますね。

このシナリオ構築に関しては、危機の後の自分達のあるべき姿を描き、その姿に向かって今から準備するために有効である。欧米社会では着々と、優秀な組織では昨年前半ぐらいから、構築準備に取りかかっている。
日本ではなかなかこういう手法を取り入れている組織が見えてこないのだが、あのHONDAがシナリオ思考に近い形である映像をWeb上に公開している。


題して、“Mobility 2088”。タイトルからも分かるように、なんと80年後の世界を語るというモノ。ヴィデオの最初では、皆8年後の世界を語ると思っていて、80年後って聞いて驚きから始まる。
そのヴィデオ映像には、世界の各ポジションで働くホンダの社員&有識者などが、各々の視点で未来を語る。
「人工衛星を使った発電システムがエネルギー不足を解消」「自動車を所有すること事態がなくなる」などなどが、7分ちょっとのヴィデオで提起される。そこには、答えは存在せず、未来へ向けての多様なヒントが散りばめられている。そこを注視して、見て貰いたい。そうすると、シナリオ=未来予想図ってのは、結構柔軟に思考できることが明確になると思いますよ。

このヴィデオ映像は、“Dream The Impossible”のメッセージで終わるのだが、これはHONDA創業者の本田宗一郎氏の思想:「未来のことを考えないと、未来へ向けての物作りはできない」を色濃く反映している。この思考がないと、今回のような試みはできないであろう。

いずれにしても、シナリオ思考は今後、政治、経済、文化、などの様々なシーンで必要となってくるであろう。日常の中でも、個々人が未来を想定した考えを磨き、組織へと反映して行けば、その組織は活性化されるであろう。

早く目覚めよ、日本企業!!

Tuesday, January 20, 2009

Essence of Creatives

I write today's blog in English entirely.
There may be such a day.

I will write about authentic article having having a practised eye power.
It is time to be excited for a creative person, organization, and so forth, very much now.
Clearly there are so many unknowns facing us, so many challenges from social changes to business failings to economic collapse. It is expected that the unemployed people increase almost every day.

Under this situation, how dare anyone look at the world with any optimism?

No one can deny the global pain this is all afflicting. But for better or worse, this is creating a self-editing process of talent, brands, organizations and leaders. What is authentic and more importantly, and what is innovative will survive and grow. It is the foundation for any prominent design or brand without only with an individual to be faithful in this way. The future selection may get narrow; however, what creatives must do is to make sure the choices become better.

The meanings of words called “originality” are evolved by technology and a new generation of youth. But, it became difficult to define a concept called the original. Especially, It may be difficult in Japan which has made it a cultural trait to improve and enhance on previous ideas.
But somehow, there are still advantage on the merits of what we once described as“original.”

In the early morning of tomorrow, we look at the historic moment which the inauguration of first African-American US president becomes reality. A phenomenon doing enable impossibility; in other word, the act of making something has a greater value today than ever before.

Having creative thinking for ascertain essence must be opening up the times!!

Wednesday, January 14, 2009

スタイルとしての「キャンプ」

先日留学時代の友人と久々に会い、食事を共にした。
その時、その友人が発した言葉に私は気持を動かされた。
その友人は米国でイノベーション・コンサルタントをやっているんだけど、彼との会話でビジネス・モデルを評価するとき何を重要視するかという議論になった。彼の意見として、「その企業なり組織ならではのスタイルにおいて見抜く」というのだ。
簡単なことではないが、企業や組織のビジネス・モデルというモノには、経営者の意志やビジョン、その企業に集う人々の情熱、企業のコア・コンピタンスなどなどが凝縮されている。その意味から、総合的スタイル=ブランド価値を見抜ければコンサルティング・ワークもスムーズに進むことは理解できる。

私が興味を持ったのはビジネス的見地ではなく、彼が発した「スタイルにおいて見抜く」と表現した部分にである。
この表現を聞いて頭にすぐ浮かんだのは、スーザン・ソンタグが自身の著書「反解釈」の中で述べていた概念についてである。「この世には名付けられていないものがたくさんある。そしてまた、名付けられてはいても説明されたことのないものがたくさんある。その1つの例が、その道の人々の間では『キャンプ』という名で通用している感覚である。これは紛う方なく近代的な感覚であり、ソフィスティケーションの一種ではあるが、必ずしもそれと同一ではない」というテクストで示した「キャンプ」こそその概念である。
皆さんは、「キャンプ」と聞いてアウトドアの遊びと考えてしまうかもしれないが、それは誤りである。
「キャンプ」という概念でソンタグが提起したかったのは、その道の人々の間で通用する感覚=自らを他と区別するバッジ=他者との差異性ではなかったか。
ライフ・スタイル、ビジネス・スタイル、ファッション・スタイルなど、「~スタイル」と表現される事象は、全て他者と何らかの差別化を図る言葉ではないだろうか。

こう考えると、最初に友人が言った言葉「スタイルにおいてその企業の本質を見抜く」ということにも納得がいく。今度ビジネス・ミーティングの席で、A企業とB企業はどちらが「キャンプ」ですかと、問いかけてみようか。
いずれにしても、ソンタグが40年前に唱えた「キャンプ」という概念は、多様な事象のスタイル=本質において見抜くという態度がますます重要になっている世界で、今一度見直されるべきではないだろうか。

最後に、「キャンプ」の代表の1人であろうこの人物の声を■D\(^^
William S Burroughs

Tuesday, December 30, 2008

Logo:Creativeの源泉がそこにはある

いよいよ、今年も残り1日を残すのみとなりましたね。
こんな日には、私のビジネス的専門領域の1つであるブランド(企業)ロゴのお話でもしてみましょうか。

皆さんは、Logoと聞いてすぐに何を思い出すでしょう。ある人は企業ロゴ(例えば、ソニーとかアップル)が頭にすぐ浮かぶだろうか。それとも、ある人はファッションブランドのロゴ(例えば、LV=ルイ・ヴィトン、エルメス、シャネルマーク)を思い浮かべるだろうか。

それだけLogoというものは、企業やブランドにとって切っても切り離せないモノとなっている。
私が数年前、ブランド戦略構築現場にいた頃から、この社会や消費者にダイレクトに繋がる意匠に対して大変興味を持って、ビジネス視線で考察していた。

しかし最近、企業の商品やサービスに関して、ここのブランド・ロゴだから大丈夫であるなどの信頼性を消費者などに植え付けるはずのLogoが、少し安易に扱われ始めているのではないかと危惧している。
そんな危機感の中、面白い記事をWeb上で発見した。
それは、“45 Rules for Creating a Great Logo Design”というモノ。ここには、簡潔ではあるが、大変重要なことが表現されている。例えば、「3つ以上の色を使わない」、「可能ならロゴを正方形に収める」、「ロゴには視認性がなければならない」、「地球をシンボルに使わない」などなど、Logoをクリエイトする人々にとっては基本中の基本の事柄が列挙されている。

だが、私はこの基本が守られていない企業(ブランド)ロゴをよく見かけるようになった。
皆さんもご存じのドコモ。この企業のロゴマークが一新されたことに気付いてらっしゃいますよね。


3つ以上の色を使わない、というのは時代の変化の中で重要である。今回のリニューアルで、赤色単色にしたところは、ビジネスに対する情熱、未来への先進性を強く表現できていて良いと思います。しかし、これは日本の企業に大変多いのですが、どうもロゴが横に長すぎる。これは、45の法則の中でも述べられている、可能ならLogoを正方形に収めるということに反してます。Logoって言うのは、縦書きにする場合も多いので、その際どんなに頑張っても視認性が劣ります。これでは、せっかくのロゴ・リニューアルも台無しって感じでしょうか。

私が好きな企業(ブランド)ロゴは、以下のミニマルではあるが、主張していて、世界中の誰もがすぐに認識できるTypeでしょうか。






上記の企業って、それぞれ自身の市場でユニークなポジションを構築し、消費者に対して分かり易いメッセージを発し、何か驚きのある商品やサービスを提供し続けていると思いませんか?やはり、こういう企業はロゴ創造にもちゃんと向き合ってますよね。
これを見ると、もう少し日本の企業はオリジナルなロゴ構築=ブランド価値構築を、真剣に再考すべき時なのかもしれません。

少し辛辣に日本企業について評しましたが、日本でもロゴ構築について真摯に取り組んでいる組織もある。それは、国立新美術館。私はここのLogoの先進性、斬新さに、初めて見たとき驚きを覚えた。本当にオリジナル性に富んでいる。このロゴを作ったのは、現在デザイン界の寵児とも言われている佐藤可士和だ。彼は、Logoに使われているフォントも一から創造し、このどこにも存在しない、世界に1つだけのLogoを作り上げた。このような困難なクリエイティブ作業を行いながら、先に述べた45の法則の大部分を満たしていることにまた驚き、日本でもまだまだ素晴らしい発想を含有したLogoを構築できることに感心した。

2008年は「デザイン」や「クリエイティブ」という言葉が、雑誌、書籍、メディア、ビジネス現場で数多く見聞きした。今日のLogoの話しもそうだが、まだまだ日本のデザイン力はアメリカや欧州と比較すると優位性を持っているとは言えない。“Made in Japan”といえば、高品質やリーズナブルということがグローバル市場では常識となっている。そこに、クリエイティブ力やデザイン力に繋がるフレーズが続いて欲しい。そのためには、もっともっとクリエイティブの現場の人々が世界進出を果たすべきであろう。私も2009年のKeywordを“Architecture”を掲げた者として、来年は世界へ向けてその軸足を移していけるように一層精進したい。

Saturday, December 20, 2008

ミクロ視点としてのCreative

昨日は2009年のキー・コンセプトに関して、このblogで述べた。
2009年のキー・コンセプトは「Architecture」とした訳だが、それに連なるサブ・コンセプトに関しても実は議論していた。

「Architecture」は社会デザインをするなどマクロ的視線であるが、マクロ的思考を成立させるためにはミクロ的な視線も大事になってくる。では、新たなモノを構築していくことのエッセンスとなってくるのは何か?
やはり、それはここ数年様々な場で話題となっている「CreativeまたはCreativity」ではないだろうか。

今年5月に世界的建築家・隈研吾氏の講演を拝聴し、よりCreativeという言葉の重要性を実感した。
講演タイトルは、「負ける建築の思想と実践」。「受動性=負け」と定義付けた隈氏の建築理論を、建築フィールドにいない我々に対しても、彼自身のケーススタディ(現在進行形の建築物など)を元に、噛み砕いてレクチャーしてくれた。隈研吾という一人の建築家が、プロジェクトの大小に関わらず、予算、建築条件をまずは受け入れて、街並みや歴史に敬意を払いながら、その土地や人々との対話をして、思考を巡らせる。これこそ、負ける建築のエッセンス。

また、彼はNYにあるRockefeller Centerに代表される20世紀型商業主義的ポストモダン建築=マッチョ思想ではなく、現在のように文明が成熟した時代には時の移り変わりに対する繊細な感受性を重視する建築こそ21世紀型だと主張する。Super Parts=超部分を大切にした建築物を、彼は関西エリアで今年も新たに構築した。
それが朝日放送新社屋である。この建造物は隈氏の説明によると、過去の作品の集大成=負ける建築の実践となっているようだ。この建造物は、アジア的穴(西欧的オブジェと対比される)の思想、縁側的なるモノ、そして自然素材をふんだんに散りばめた構造物として、今後大阪の21世紀型建築の代表的存在となるであろう。


彼の思考のエッセンスを聴いたり、読んだりしていて、Creativity=創造性というモノは、経験に基づいて何かを生み出そうとする力が働くため、過去を超えようとする意志の産物であることが理解できる。


その産物を創り出すには、
1)まずは新鮮なナマの情報をキャッチすること → そのためには、目の前の現実を自らの五感で感じ取り、咀嚼することが、Creativityの原点になるであろう。この原点を経て、未知なるモノに遭遇した時の驚きを、いかに表現するかに真価が問われるのだ
2)次に、対話を重視すること → 自分の発想を形にし、それを他者と共有する才能=Communication能力を磨くこと。たとえ他者から否定されようと、粘り強く対話を重ね、相手の本音を引き出す。
これらのプロセスが必要となる。

昨日も述べた建築的思考に、この創造的プロセスを加味することで、2009年のコンセプトは完成を見る。

Friday, December 19, 2008

2009年のKeywordは

このフレーズがぴったりくるんじゃないかと思う。

それは、「Architecture」。
このキー・コンセプトを導き出すのに、昨日のCTM(Creative Thinking Meeting)における議論で最も時間を割いた。
建築、社会設計(デザイン)、そしてコンピュータ・システムの3つの意味を併せ持つ言葉「Architecture」。これは現代社会で、多様なニーズに答え、人間を無意識のうちに管理する工学的で匿名的な権力の総称になりつつある。

私が今回の議論で、このフレーズを提示した背景として、現時点での世界経済、ビジネス環境の大転換の潮流の中で、既存システムをポジティブなモノへと変換していくべきコンセプトが必要なんじゃないかと考えた。今回のコンセプトを考えるにあたって、随分前に読んだクリストファー・アレグザンダーの「A City is not a Tree」と、ジェーン・ジェイコブズの「都市の経済学」からの概念をベースとした。特に、アレグザンダーの考えとして、自然都市(長い年月の間に生成した都市)はセミ・ラティス構造によって組織されているのに対して、人工都市(建築家やデザイナーによって慎重に計画された都市)は階層的に構成されるツリー構造によって組織されていると表現した。ツリー構造=欲望型資本システムがここ数年、厳密に守られてきたからこそ、今回の世界的破綻を招いてしまったのかもしれない。もちろん、全てのシステムをセミ・ラティス構造へと転換していくことは困難だろうが、今こそこの建築的思考を大事に考えていきたい。

このコンセプトや建築的思考については、柄谷行人の「隠喩としての建築」に詳しいので、そちらを参考にしてもらいたい。


いずれにしても、現在の欲望型高度資本主義は終焉を迎えようとしている。このシステムが瓦解の極点にまで達しているのであれば、待つのではなく対抗策および今回我々が導き出した建築的思考による発想の転換こそ必要なのでは。

Thursday, December 18, 2008

No-Title

本日は、定期的に開催しているCTM(Creative Thinking Meetingの略;我々が勝手に名付けた)を実施した。これは、2年前ぐらいから情報交換を主体とした、ブランド戦略コンサル時代の同僚、某アパレル関連の方、某投資ファンド関連の方、そして私を含めた4人の集まりである。

今回は折からの世界同時不況真っ直中ではあるが、余りマイナス・イメージの議論はせず、今後5年間の中長期的ビジョン、来年に向けての短期的ビジョンについてポジティブな視点で意見交換をする感じで会は始まった。

その中で議論されたのが、

1) ブランディングの視点で捉えた、企業(ブランド)Logoの現在・未来
2) Independent Contractorという働き方の未来(フリーエージェント社会の本格到来)
3) 来年のマーケティング、消費トレンドのキーワード
4) PixarIDEOの優位性:デザイン・シンキングと創造力のプラットフォームの持つ優位性

この4つのポイント。

なかなか、エキサイティングな議論だったが、今日は話し疲れてしまったので、その内容などに関しては明日以降のblogで。

そうそう、会の出席者の1人がYouTubeで懐かしいCMを見つけたというので、早速自宅へ戻って再生。
オォッ、Andy Warholが日本語を話している。

Andy Warhol Japanese TDK Ad

Wednesday, December 17, 2008

One of Thinking Tool in 2009

私はこのblogのメインテーマ、"Think-Write(書くように考える、書いて考える)"通り、物事を思考する時には必ずノートや紙に書く。私は書くこと=思考することと考えているので、blog作成であれ、ビジネスにおける提案書構築であれ、まずは自分に一番馴染んでいるノートにキーワードやフレーズ、時には図をどんどん書き込んで行く。

だから、ノート選択には余念がない。私が頭で思い付いたことを、即座にペンで書いていけるスピード感が大事。そのためには、私のIdeaが紙に自然に馴染んでいくという感覚を具現化する紙質や形態などが重要になってくる。

今まで、多様なノートを試してきたが、なかなか「コレッ」ってモノが見つからなかった。
そんな中、本日私の理想とする形に近いノートを発見、即購入してしまった。


文字、紙、本を素材やテーマにした作品を制作しているアーティスト・立花文穂によるノートがそれである。

写真1、3、4を購入したが、特にお気に入りは写真3のプロ.ノート。これは、表紙のクロスが意図的に切りっ放しになっており、使用していく内にほつれ、汚れてくるが、やがてそれが自分らしい味となって現れる仕掛け。A5サイズ(縦)とコンパクトながら、ページ数は320ページと豊富なボリュームなので、どんどん書き込み、そこから新たなモノが生産されていく。中身は、譜面を書く職人が1本いっぽん鳥口で引いた3mm方眼は、線が僅かに揺らいでおり、独特の風合いを醸成する。ブルーカラーのモノをチョイス。
残り2種類のノートもA4とA5(横)と、その場所、時間によって用途を使い分けることができ、重宝しそう。

2009年も複眼的に物事を捉え、切り取り、具体的な戦略、戦術、テクストへと自身の思考を落とし込んでいきたい。そのためにも、これらプロ.ノート群をフル活用(=書いて、書いて、書きまくり)し、クリエイティブ思考を養っていきたいと思う2008年12月17日である。

Monday, December 08, 2008

黒の誘惑

このBlogでも取り上げたことのある、COMME des GARÇONSがまた新たな挑戦を使用としている。
今年は、LOUIS VUITTONやH&Mと組んで、新たなクリエイションの地平を切り開いた。
そして来年1月からは、"Black COMME des GARÇONS"という新たな期間限定ショップを構築し、消費者と市場に今までとは違うShop形態とクリエイティブを伝えていく。


COMME des GARÇONSの創造者・川久保玲はかつて、「未来へのかたち。未来と根源の調和。相反するものから生まれる力、創造。完成されていない荒削りなもののみが放つ強さ」ということを市場に訴えかけた。
今回の試みも、「黒」というカラーへの拘りと、その魅力をいかに伝えていくかに成功の鍵はあるだろう。しかし、必ずや「少年のような」気持ちを持ったクリエイター達は、未完の荒削りの思考で、世界的景気衰退の市場に風穴を開けてくれることであろう。

Friday, December 05, 2008

記憶をデザインするX'mas

「良いデザインというものは、まず最初は驚きの感覚、しかしすぐに全てが理解でき、再発見の喜びが続く。良いデザインとは、古くてもう忘れていた記憶や、なんねんもあっていなかった古い友人に突然またであったような瞬間と似たものなのだ」
こう語ったのは、イタリアの調理器具・ギフトグッズのメーカー、Alessi社のCEOだった。私はクリエイティブやデザインについて考えるとき、よくこのフレーズを思い出す。

経験の記憶をデザインし続けるこの企業は、その独自のデザイン手法を実践するかのように、毎年Greeting Seasonになると自社サイトをリニューアルする。まるで、Alessiの顧客達の潜在意識の表象を掬うかのように。
今回は、"Extra Ordinary Christmas"=「ちょっぴり意外な、予想外なクリスマス」。


2008年のAlessiのクリスマス・サイトは、アドヴェントカレンダー方式をとっている。
しかし、そこはAlessi。記憶の窓を1つずつ開けていく楽しみを加味させ、次の窓には何が隠れているかを、消費者側に期待させる。特に、Eveにどんなものが隠れているのかは、私も楽しみである。

ちなみに本日はこれ


記憶と経験。そこには、美学的言語を使って、既に埋没したり、失われたものを結び付け、表現していくことが求め続けられているのかもしれない。

Tuesday, December 02, 2008

Web雑感

最近目に付いたWeb Communicationを幾つか紹介してみよう。

まずは、皆さんよくご存知の「MUJI」のグローバル・サイトである。


このサイトの特にメッセージ部分は、無印良品の世界市場に向けた意志を実に明快な言葉で伝えている。
「これでいい」という何の飾りもない言葉から見えてくる無印良品の意志が印象深く残る。「これがいい」という私欲から離れ、「これでいい」という抑制や譲歩を含んだ理性で商品を選択して欲しい願いが込められている。このキー・メッセージが、多様な言語によって世界に届けられる。無印良品の存在意義というものは数々の商品やサービスで明確化されているが、言葉化することでその浸透力は数段アップするであろう。

お次は、京都で450年の歴史を誇る、京友禅の名店「千總」のサイトである。ここはもちろん京友禅として有名な店ではあるが、世界中のトップ・ファッション・デザイナー達が千總ならではのファブリックを探しに来ることでも知られた存在。アパレル業界で確固たる地位と伝統、革新性と歴史性を持ち合わせた老舗が世界へ向けて発信するのはまさに日本の「美」。



このblogでも紹介した、伊藤若冲の「動植綵絵」を使ってみたり、江戸時代の美意識が反映された絵画が各所で表現されている。サイトの動きもなかなか面白い。こういった伝統や美を伝える表現もあるんだと感心させられたが、京都にあるWEB制作会社にこの手法を取れるとこってあるんだろうか。それが疑問だ。
この千總にまつわるこぼれ話を1つ。以前、私は知り合いのファッション・クリエーターの方に連れられて、千總の姉妹店である「總屋」で色々お話を聞かせて貰ったことがある。總屋のプロデューサーの方と1時間ほど対話した中で、その方が日本のセレクトショップで異彩を放つ「VIA BUS STOP」の基礎を創造される中で洋服文化に疑問を抱かれた話、そこから和の世界への転回など、実に興味深い話を拝聴したことを思い出した。そのような発想豊かな人材を抱える千總の組織力・洞察力が、このサイトからは滲み出している。

まだ私のアンテナに引っかかったサイトはあるのだが、それらは次回以降のお楽しみということで。

Wednesday, November 12, 2008

欲望資本システム終焉の風景

レーガノミックス以降、アメリカは「小さな政府」を唱え、インフレと失業をいかに抑えるかに重点を置いた政策を取ってきた。しかし、その政策は思ってもいない方向へとグローバル市場を導いていくことになる。高金利、大量失業者、ドル高、企業M&Aの促進、個人投資家も参加しての株式ゲーム、などが跋扈してしまった。
政府の市場への介入を最小限にし、個人の自己責任を重視するアメリカ型経済を標榜して、各国は競って市場経済を導入した結果、0から1を産み出そうと言うような錬金術的金融工学が幅を利かせ、今回のような100年に1度の経済動乱へと追い込んでしまった。

ここには、日本も含めた世界各国の経済官僚、株主、政治家、企業リーダー全ての責任が問われているんじゃないだろうか。
20世紀初頭、フランスの哲学者アンリ・ベルクソンによって指摘されたことだが、質の問題と量の問題との混同は、世界を、また組織をマネジメントするリーダー達にとって最も恥ずべき錯誤の1つなんじゃないかな。ところが、その錯誤は、ほとんど思考の宿命であるかのように、21世紀に持ち越されてしまった。今回の欲望金融システムのように、あらゆるものを量の問題として考えておいた方がより「現実的」だという理由で、質の問題が人々の思考の地平から遠ざけられてしまうことは実に危険だ。今まで継続してきたアメリカ型金融システムでは、質の問題があっさり量の問題に置き換えられてしまう。アメリカも含めた世界の指導者たちは、この「現実的」であることの陥りがちな罠が、社会からその知的な活力を奪っていることを早く理解しなければならない。

この「現実的」であることが珍重される現象は最も多く見られる。そこでは原理は軽視され、多くの賛同者を得ることで形成されるコンセンサス(=数の論理)としての相対的な価値ばかりが重視されます。相対的な価値というものは、グローバル・マーケットがそうであるように、いつでも変化する。「現実的」であるには、社会的な通念にさからわぬことが求められるからです。現代のリーダーたちがそうであるように、その相対的な価値の変動にひたすら敏感であることは、真の意味で「現実的」なのだろうか?質の問題は、至る所で量の問題に置き換えられるしかないのだろうか?今回の金融システムの機能不全を違った視点から見つめてみると、21世紀の人類が直面しているこうした課題に置き換えることができるんじゃないかと考えてしまった次第。日本社・政治・経済は、この根源的な課題解決に有効な手段を果たして持っているのか、という不安が私にはある。

さて、ここまで今回の世界同時金融システム自壊について考えてみた。
最後に、この世界的現象が湧き上がってきた中で、Net上に映し出された現実を写真でご紹介しておこう。

まずは、10月10日ロイターが伝えた、金融危機の影響で国家的経済破綻が表面化したアイスランド。ネット競売ebayでは同日、そのアイスランドが売りに出された。

お次は、ジンバブエで起こっている世界恐慌後のような極度のインフレデノミ

この札束が、な・な・なんと100$の価値しかないなんて。。。

こういう感じで商品購入

1,000億$紙幣まで登場!!

でもその紙幣で、卵3個分の価値しかない。。。

Friday, October 24, 2008

現代金融システム崩壊を予見していた男のNobel Prize

今年のノーベル賞は、日本人が4人も受賞したことにより一躍注目を集めている。
私個人としては、村上春樹のノーベル文学賞受賞がまた先延ばしになったことで、少しがっかりしているが。

今回のノーベル賞の中で、私が一番興味を持ったのがノーベル経済学賞。
経済学賞を受賞したのは、Dr. Paul Krugman


私はアメリカ滞在時から、彼の言説には興味を持って耳を傾けていた。
それは何故か。彼は今回現実のものとなって世界を震撼させている、世界同時的金融システム崩壊を、随分前から予見していたのだから。
以前私はこのブログで、シナリオ・プランニングの重要性や明日を読む力の効用について書いた。やはりこれらのスキルをいかに自分なりに昇華させて、身に付けていくかが、今後のUncertain Worldをサバイブできるかどうかにかかっているということに確信を持った数週間でした。


Dr. Krugmanも彼ならではの明日を読み解く力を蓄積させ、ノーベル賞受賞後の世界に対してもアクティブな提言を続けていってほしいものだ。
彼の思考の一端に触れたい人は、彼のブログがお薦めです。

Dr. Krugman's blog: The Conscience of a Liberal

Friday, September 26, 2008

Google:10年の軌跡

今や我々が検索という言葉からすぐに連想されるのは、"Google"であろう。
検索=「ググル」とまで表現させた、その企業も創業10周年を迎えた。
Larry PageとSergey Brinがスタンフォード大学で出会って、検索サイトの巨人を構想中、私もアメリカの経営大学院の修士論文構築の最終段階に入っていたことを思うと、共時性を少し感じる。
二人の大学院生が創り上げた"Google"という高度に洗練されたGlobal Intelligence Business Modelは、世界の過去・現在・未来の情報を全て編集し、統合しようとしている。
その情報巨人の10年を纏めたスペシャル・サイトがアップされている。
皆さんも、Goole誕生から現在までを、自分の歴史と共に振り返ってみると、そのVelocityに驚きを覚えるのではないだろうか。



Google 10th Birthday

Tuesday, September 02, 2008

Creative + Logic = IDEOの新たなWeb戦略

私が世界の超一流といわれる企業の中でも常日頃からウオッチしている企業がある。
それが、IDEOである。IDEOに関しては、このblogでも紹介しているので、今回は深掘りせずにおく。
ではなぜ今回、IDEOについてまた書こうとしているのか。それは、この世界にも類を見ないDesign Consulting Firmが自社サイトで、新たな表現の地平を我々に見せてくれたからである。


Webというモノに余りなれていない人が、このIDEOのサイトを見ると、「うん?」これはどういう風に扱うのかなと思われる人もいるかもしれない。しかし、どこでもいいからクリックしてみて欲しい。そこから先は実に明確に、分かり易く進めていくことができると思う。このサイトが指し示す方向は、1つの企業や組織がこれだけ多くの実績を積み重ねていますよ、ということを表現し、コミュニケートして行くには面白い発想かもしれない。私はWebの作り手ではないので一概には言えないが、こういうサイトを創造するには手間暇がかかりそうという印象だ。
ちなみに、このIDEOに以前在籍していた著名なプロダクト・デザイナー、深澤直人氏の作品もこのサイトでは紹介されていることを明記しておこう。

Thursday, August 07, 2008

Web Designの美しさ

私はWeb Siteの色や動きなどのデザインに関しては素人である。
その素人の目から見ても、美しいと感じるWebというものがこの世には存在する。
それが、「FONTPARK 2.0 | MORISAWA」のサイトである。
このサイトはWeb Design業界の第一人者・中村勇吾氏(以下敬称略)が代表のtha ltdが手がけたモノである。私はこの中村勇吾なる人物を当初、私の友人である敏腕Web Producer:Mr. BYに教えてもらうまで知らなかった。中村勇吾は今年4月に放送された「プロフェッショナル・仕事の流儀」でも取り上げられ、彼のデジタルな匠の世界を垣間見ることができた。

その彼が構築した今回ご紹介するモリサワのサイトは先にも述べたように、素人の私から見ても美しく、楽しい。このサイトでは、モリサワフォントで作られた平仮名を組み合わせてイラストを作成する事ができる。歌舞伎役者の顔、平安時代の女性の顔、などが、モリサワフォントで創造されていく。その動き、ミニマルな表現方法、どれをとっても秀逸なんじゃないかな。


ずっとWebというものに無機質な感覚を持っている私から見ても、今回の中村が作り上げたサイトは、私がWebに持つ感覚に対する発想転換が図られているように感じる。まさに、現時点でのInteractive的究極形かもしれない。私自身、このサイトでいかにスタイリッシュな絵が描けるか思案中だ。

その中村勇吾のデザイン思考を実際に体験できる企画展が始まることが私のアンテナに飛び込んできた。


大阪と今日で同時開催される「NOW UPDATING… THA/中村勇吾のインタラクティブデザイン<2008年8月5日(火)~8月28日(木)>」という企画展である。この企画展は、関西では大阪のdddギャラリー、関東は銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリーで行われるようだ。

さあ、私もScheduleの空きを見つけ、出かけてみよう。

Sunday, August 03, 2008

明日を読み解く視点を養うには

先の読めない時代=不確実な時代といわれて、相当時間が経つ。経済、政治、社会、文化など、どの領域を見ても先を見通すことはかなり困難な状況である。
特に私が属するビジネス界では、不確実な傾向は拡大する一方である。
こんな先の見えない環境に少しでも明かりを灯す方法というモノが実は存在する。
それはシナリオ・プランニングという技法である。
この技法を実際のビジネス環境で旺盛に利用して、数々の難局を打破してきた企業がある。その企業とは、ロイヤル・ダッチ/シェル。皆さんも周知のように、この企業は石油メジャーの1つであるが、この企業の提供価値は石油という商品やそれに付随するサービスではなく、シナリオ・プランニングという技法を独自に開発し、ビジネス現場で有効利用してきたことにあると、私は考える。
シェルはその技法で、第一次、第二次石油ショック、その後の石油価格の暴落の可能性を推測し、さらにはゴルバチョフ登場以前にソビエト連邦の崩壊を予見して、数々のビジネス危機をビジネス・チャンスに変えてきた。
シェルのシナリオ・プラニング・チームを長年率いてきた人物、ピーター・シュワルツが著した「シナリオ・プラニングの技法」にそのプロセスは詳しく説明されているので、興味のある方は是非読んでみて欲しい。


私が今回このシナリオ・プラニングをテーマに選んだのは、アメリカのサブプライムローン問題に端を発する世界市場の混乱、石油市場における投機的動きによる原油価格高騰、など不確実な状況が今年になってより鮮明になってきたから。このような時代には、明日を読み解く目というモノ=シナリオ構築力を国家、企業、個人のそれぞれが持たねばならい。
このように考えているとき、上述したロイヤルダッチシェル社が2050年までのエネルギーに関するシナリオを作成したことを知った。自ら石油なしに存在し得ないはずの会社が、上記したように実は相当未来に渡る調査研究、シナリオ作成をしていて、それに併せて会社の有り様を実は変化させている。このシナリオを目にしたとき、日本の企業はこういう努力をしているだろうかと、私は不安を感じた。このシェルのコア・コンピタンスによって、石油の時代が終わっても、シェルが世界のエネルギー市場をコントロールしているのではないかと思わせる。

今回のシェル・シナリオは、シェル社のサイトからダウンロードして読むことができる。


Shell energy scenarios to 2050


この報告書の中には2つのシナリオが描かれている。第1のシナリオが良くてこのぐらいという方向で名前が"Blueprints"。Blueprints(早期に国際的な枠組みで対策をした場合)では、2050年までに世界レベルで国家・地方自治体の両方で環境規制が強化され、エネルギー効率の改善や電気自動車の普及、国際レベルでの排出権取引の実施などを想定。第2のシナリオが、良くなくてこのぐらいという方向(つまり現状の延長)で名前が"Scramble"。Blueprints=最良のシナリオではウェブを介した善意の細かな動きが前向きに動くことが前提とされている。"Blueprints"のシナリオの方向性で進んでもらいたいと私も考えるが、どうも現在のグローバルな動きを見ていると"Scramble"シナリオで進みそうな予感が強い。
いずれにしても、シェルは定期的にこうしたシナリオ構築を行い、その中でシェル自体は何をすべきかを考えている。今の我々には求められているのは、こんな明日を読み解く思考を身に付けることなんじゃないかな。

Thursday, May 01, 2008

4月の断片(その2): BIZ

早いもので、今日から5月。
4月の断片の続きを今日も書いていこう。

本日は、今後皆さんのBusinessシーンでも話題になるかもしれないキーワードについてご紹介!!


私が以前から購読している"Harvard Business Review"では、この時期パワーコンセプトなる特集を組む。時代の一歩先を行くアイデア・リストを、Harvard大学の教授やビジネス・インフルエンサー達が「ブレークスルーの種」として纏めている。2008年のパワーコンセプト20+1は、私的に感じ取ったコア・ワードは「ジェネレーションY」と「メタバース」かな。
つまり、増殖し続けるバーチャル・ワールドの中で、先端の技術をいち早く身につけた若い世代=ジェネレーションYにより、多様なバーチャル作法がビジネスの世界に持ち込まれています。それらの意図の善悪を問わず、思いも寄らないサービスの創造を実現させている。
SNSやMMO(多人数同時参加型オンライン)ゲームなども含む斬新なビジネスストラクチャーやコラボレーション技術の隆盛、新たな業績評価指標、そしてリアルとバーチャルが融合したAR(Alternate Reality: 代替現実)空間でのオペレーションや顧客サービスなどはさらに、相互統治されたメタバースを生み出し始めている。

このように複雑怪奇に蠢くバーチャル世界を読み解くのにも役立つ、2008年アイデア集合知は以下の通りです。

1) P2P経済の到来 → Here Comes the P2P Economy
2) ジェネレーションYの仕事感 → Task, Not Time: Profile of a Gen Y job
3) 医師に学ぶ思考プロセスの矯正法 → A Doctor's Rx for CEO Decision Makers
4) 反対勢力を平和的に退ける法 → Understanding Opposition
5) 未来の取締役会の姿 → The Board Meeting of the Future
6) 正直者が不正を働く理由 → How Honest People Cheat
7) 究極のうそ発見器 → Lies, Damn Lies, and Lie Detectors
8) サイバー犯罪支援会社の暗躍 → The Cybercrime Service Economy
9) 市民発の公共サービス改革 → Sick Transit Glolia
10) ゲーマーは理想の次世代人材 → The Gamer Disposition
11) ゲームで現実の問題を解決する → Making Alternate Reality the New Business Reality
12) メタバース → The Metaverse: TV of the Future?
13) 感情表現豊かなアバターの登場 → Giving Avatars Emote Control
14) メタデータが拓く新世界 → Happy Metadata Trails
15) 「口実の道具」としてのケータイ → My Blackberry Ate My Accountability
16) カメの甲羅に理想の都市を見る → On the back of the Turtle, I See a City
17) ロビー活動がCSRを強化する → Socially Responsible Lobbying
18) 中国の新興都市が次なる成長源 → China's Unstopped Second Cities
19) イスラム金融が世界を変える → Islamic Finance: The New Global Player
20) 問題解決の正しい選択法 → What Good Are Experts?
+1) 続く傾向、続かない傾向 → Sustainable and Unsustainable Trends

私は2)、5)、11)、12)、16)、20)のアイデア・リストを大変興味深く読んだ。ただし、今回のパワーコンセプトは例年にない力作揃いで、今後のビジネス現場で思索するときに役立つソースが満載です。ぜひ、一度手にとって、皆さんが興味を持った項目をパラパラと眺めてください。もしかしたら、あなたのヒラメキや発想の手助けになるかもしれませんよ。

4月の断片は明日へ続く。。。